糖質ゼロと糖類ゼロの違いって何?

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こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?

今日は久しぶりの青空でしたね。朝からハッピーな気持ちになりました!暑いですね💦

久しぶりの晴れということで、小さい子たちが元気に水遊びをしていました。

こっちを見てはにこー(o^-^o)、ちらっとしてはにこー(o^-^o)としてくれる男の子がいまして、それはそれはもう悶絶しました。癒しですね。

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糖質と糖類の違い

さて本日は、糖質と糖類のお話です。

糖質制限とか糖類オフあるいは糖類ゼロと書かれた商品、増えてきましたね。ですが、それぞれの違い、意識されていますか?

糖質とは、炭水化物を「エネルギー源になるか否か」で分類したもののひとつ

さて、糖質ってなんでしょう?

甘いもの?炭水化物?というイメージでしょうか。

間違ってはいないのですが、炭水化物=糖質ではないのです。

生理学的に分類すると、炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられます。

体内で消化・吸収されてエネルギーになるものは「糖質」といいます。

もう1つは「食物繊維」です。これはほとんど消化できないのでエネルギーにはなりません。食物繊維は実は炭水化物だったんですね。

食物繊維についての記事はこちら!

つまり「糖質」とは「炭水化物-食物繊維」であり、「炭水化物の中のエネルギー源となるもの」です。

糖類とは、炭水化物を「糖」の種類で分類したもののひとつ

それでは、もう一方の糖類ってなんでしょう?

先ほどは炭水化物を生理学的に分類しました。今度は炭水化物を「糖」の種類で分類します。

炭水化物は「糖類」、「少糖類」、「多糖類」に分けられます。

「糖類」はグルコースやフルクトース、ガラクトースなどの単糖類と、スクロースやマルトースなどの二糖類に分かれます。

聞きなれないですね。グルコースはブドウ糖、スクロースは砂糖です。

あま~い、いわゆる「糖」のイメージのものですね。

ここまでのまとめ

おゆか
おゆか

「糖質ゼロ」は炭水化物のうちエネルギー源になるものが“ゼロ”であって、

「糖類ゼロ」は炭水化物のうち、少糖類と多糖類を除いたものが“ゼロ”なのですね。

えいちゃん
えいちゃん

「糖質ゼロ」には糖質が入っていなくて、

「糖類ゼロ」には糖類が入っていないってことなんだね?

おゆか
おゆか

そこが少し複雑になっています。

“ゼロ”の表示について説明するよ!

ゼロやオフの表示について

「糖類ゼロ」はゼロじゃない!?

え。ゼロって書いてあるけど?って話ですよね。

そう、書いてあるんです。「ゼロ」とか「ノンシュガー」とか。

糖質や糖類が全くないかと言われると、実は必ずしもそういうわけではないのです。

健康増進法では「100gまたは100ml中に糖質または糖類が0.5g以下」の場合「ゼロ」、「〇〇レス」、「ノン〇〇」、「無」と表示しても良い決まりなのです。

つまり500mlの「糖類ゼロ」飲料には最大で2.5gの糖類が含まれている可能性がある、ということです。

えいちゃん
えいちゃん

“ゼロ”はゼロじゃないのか…

ゼロと書かれているからといってたくさん飲んだり食べたりしてしまうと、結果としては実は糖を摂取しているかもしれないということですね。

さらに「糖類ゼロ」の場合は少糖類と多糖類が含まれているかもしれない、と。

「〇〇オフ」と表示するのにも決まりがあります

食品100gあたり5g以下または飲料の場合100mlあたり2.5g以下」の場合に「〇〇オフ」、「低〇〇」、「〇〇控えめ」などと表示することができます。

まとめ

今回は糖に関する言葉の解説でした。

「糖質」と「糖類」、「ノンシュガー」などなどいろんな言葉がありますが、それぞれの意味をきちんと理解して、正しい選択ができるようになっていただけるとうれしいです。

他にもややこしい言葉があるかと思いますので、何かあればまた解説してみます。

それでは、ごきげんよう。

《参考》

厚生労働省:「健康食品」に係る虚偽・誇大広告等の禁止

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