こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?
なんだか一気に蒸し暑くなって夏が来てるな~と感じますね。
夜窓を開けると夏の匂いが!夏の夜の匂い、結構好きなんです。
そのうち朝からセミが鳴き始めて本格的に暑い日が来るのでしょうね。セミが鳴くだけで暑くなったような気がするのは私だけでしょうか?もうちょっと寝てておくれ~
さて本日はむくみについてお話しようと思います。外はこんなに暑いのに、屋内の強すぎる冷房のおかげでどこもかしこも冷えてきて、夕方には足がパンパンなんてことも多いのです。
そんなむくみの原因は病気の場合もあるのですが、今回はナトリウムとカリウムについてお話しようと思います。
こちらは普段の食事で気を付けられそうですね!
それでは参りましょう。
ナトリウム過剰でむくみに
ナトリウムと聞いて、食塩とイメージされる方は結構いらっしゃるでしょうか?
しょっぱいものや味の濃いものは食塩量が多く、ナトリウムがたくさん含まれます。
ナトリウムは摂りすぎるとむくみが出ます。その仕組みについてお話する前に、少しだけナトリウムそのものについてお話しようと思います。
ナトリウムのはたらき
「敵に塩を送る」、「傷口に塩を塗る」、「手塩にかける」などの塩にまつわることわざは数多くありますね。
ことわざにもなるくらいに生活と塩は近い関係にあり、ヒトは塩がないと生きていけません。
ナトリウムには、細胞の適切な水分量を保ち生命維持に必要な活動を可能にするはたらきがあります。ナトリウムには水分を保持する作用があるのですね。
からだの約60%は水分ですから、水分量を保つ機能は重要ですね!
ナトリウムは他にも筋肉を収縮させる、血液の性質を正常に保つといったはたらきがあります。
カリウムのはたらき
続いてカリウムです。カリウムはナトリウムと深い関係があります。
先ほどナトリウムは細胞の適切な水分量を保つはたらきがあると書きましたが、これにはカリウムも絡んできます。
実はカリウムにもからだの水分量を調節するはたらきがあるんです。
他にも、ナトリウムの排泄促進や筋肉の収縮にも一役買ったりしています。
むくみの仕組み
さて、いよいよナトリウムがむくみにどのように関係するのかをご説明いたします。
体にはたくさんの細胞があることは言うまでもありませんが、その細胞の中と外とでは組成が異なります。組成とは構成要素の割合のことです。
細胞内にはカリウムが多く、細胞外にはナトリウムが多く含まれます。
カリウムとナトリウムの両者がバランスを取り合うことで水分量を調整しているんです。
このふたりでうまくバランスを取っているところで、ナトリウムが過剰に増えたとします。つまり体内のナトリウムの濃度が変わります。
そうすると細胞の中と外でバランスが崩れてしまいますね。
体はバランスをとりたいのでナトリウムを薄めよう薄めようとします。
薄めるためには水がほしい、ということで体は水分を溜め込もうとします。
ナトリウムは水分を保持する作用があるのでしたね。
結果、細胞外に水が溜まった状態、むくみが生じるというわけです。
むくみ改善にカリウムを摂ろう
先ほど書いた通り、カリウムにはナトリウムの排泄を促進する作用があります。
カリウムはほとんどの食品に含まれているのですが、とりわけ野菜や果物、いも類などに多いです。
水に溶ける性質があるので、野菜や果物は生で食べるのがオススメです。ただし腎機能が低下している方は要注意です!
あとは汁物に入れて流れ出てしまったカリウムを汁ごと食べてしまうのも◎ですね。
まとめ
今回はむくみについて、ナトリウムとカリウムの観点からまとめてみました。
カリウムを摂るだけでなく、ナトリウムの過剰摂取を避けるのも大切です。
薄味でもおいしく食べられるポイントをまとめた記事もあるのでご参考まで。
それでは、ごきげんよう。
《参考》
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