こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?
先ほど配達員の方が荷物を届けてくださったんですけどね。
荷物を受け取るときに「結構ずっしりしますよ」って最後まで丁寧に渡してくださいました。
みなさんお優しいですよね。あまりに重いときは「よかったら中までお運びしましょうか?」と聞いてくださったときもありました。
この暑い中、重いものもって階段上って。
仕事だといってしまえばそれまでですが、どんなときでもちょっとした気遣いができる人でありたいです。
さて本日は食中毒第3弾!ブドウ球菌編です。
人の手指から広がるこわーいやつです。正しく知ってきちんと予防しましょう。
原因菌:ブドウ球菌
ブドウ球菌には黄色ブドウ球菌、表皮性ブドウ球菌、などが含まれます。
特に黄色ブドウ球菌についてお話することにします。
この菌は毒素を産生します。この毒素は熱に強く、100℃30分の加熱でも毒素を失いません。
胃酸などでも分解されません(|| ゜Д゜)
潜伏期間と症状
通常1~5時間以内に発症します。平均3時間で潜伏期間が短めです。
ただし摂取した毒素の量や抵抗力により差はあります。
症状としては初期に頭部の圧迫感、唾液の分泌増加がみられます。
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢です。
重症のときは下痢と嘔吐による脱水症状を呈することもあります。
一般的に1~3日で回復し、死亡することはほとんどないとされています。
原因となる食品と経路
日本では穀類とその加工品、弁当、魚肉練り製品、和洋生菓子などが原因として報告されています。
魚肉練り製品とはちくわやかまぼこのことです。
私の勝手な印象としては、おにぎりとかお弁当が多いイメージです。
手作りのおにぎり、お弁当が直射日光の当たる場所にずっと置かれている…怖いです。
ではどこから菌に汚染されるのか。
多くはヒトの化膿巣やくしゃみなどで汚染されます。
黄色ブドウ球菌はヒトが普通に持っている菌なんです。
ケガをした手でおにぎりを握ろうものなら…大変です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
予防には手袋、加熱、低温保存
先ほど述べた通り、原因はヒトの化膿巣。
ケガをした人は食品を扱わないのがベストです。
手洗いも正しく行いましょう。
加熱調理により菌自体の殺菌はできます。ですが、この菌が発生させた毒素は不活性化できません。
なのでそもそも菌を増やさない、毒素を産生させないために料理を作ったらなるべく早く食べましょう。
すぐに食べない場合は、菌の増殖を防ぐために食品は低温10℃以下で保存しましょう。
まとめ
今回はブドウ球菌、特に黄色ブドウ球菌についてまとめました。
今の季節、冷蔵庫に入れずに放置すると菌、増えちゃいます。
食中毒は正しく知って予防・対策すれば過度に恐れることはありません。
毎日おいしく健康に過ごせるように、できることをしっかりしましょう。
それでは、ごきげんよう。
《参考文献》
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