こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?
昨日スーパーに行ったのですが、お店に入ってすぐの果物売場でとても良い香りがしました。
ふらふら~っと甘い香りに誘われて行ってみるとおいしそうな桃が!
ところ狭しと並ぶピンクのかわいいフルーツ…
良い香りが仕事終わりの疲れた体に染みました。
桃の旬ってこの頃なんですね。ちなみに桃は食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷やしておくとおいしくいただけますよ。
見かけられた方はぜひ!(今回は手が出なかった…)
さて本日は「おいしい」って何だろうということを書いてみようと思います。
「おいしいもんはおいしいんじゃ!」と私も思いますが、ちょっと学問っぽくとらえてみましょう!(むずかしくないよ)
おいしさの構成要素は3つ!
同じものを食べてもおいしいと感じる人とそうでない人がいますよね。
また、同じものを食べても「おいしい」と思うときと「あれ?そうでもないかな」なんて思うときがありませんか?
つまりおいしさとは食べ物そのものだけでなく、人ごと、その時ごとに脳が下す総合的な判断なのです。
とても主観的なんですね。
おいしさには次の3つが関与しているとされています。
- 食物の特性
- 人の特性
- 環境要因
では1つずつ、もう少し詳しくみていきましょう。
食物の特性
食べ物自体がもつ特性のことで化学的特性と物理的特性に分けられます。
化学的特性
化学的特性とは簡単にいえば味や匂いのことです。
味には基本となる味、基本味というものがあります。
甘味、塩味、うま味、酸味、苦味の5つです。
味についてはまた別の機会にまとめますので今回はこのくらいで。(匂いについてもいつか!)
味も匂いも化合物を人が受け取っているのです。
物理的特性
物理的特性とはテクスチャー、見た目、温度、音です。
テクスチャーは口触り、舌触り、歯触りといった感じでしょうか?食感とかですかね。
硬い、ベトベト、脂っこい、つぶつぶ、とかそんな感じです。
見た目には色や盛り付けなどが関係してきます。これは感覚的にお分かりいただけるでしょうか?
青色のものはおいしそうに見えないとか、押し潰されたみたいなご飯はおいしくなさそうとか…。
温度や音はそのままの意味です。
あったかいものはあったかい状態がおいしいし、パリッとかシャキシャキっという音はおいしそうな感じがしますよね。
人の特性
人の特性はさらに3つに分けられます。
1つは生理的特性。これは年齢やその時の健康状態、空腹感や薬の使用などが当てはまります。
2つ目は心理的特性。喜怒哀楽の感情、不安や緊張、ストレスの有無などです。
怒ってるときや泣いたときっておいしくないですよね、ごはん。
緊張すると味がしないというのもこの心理的特性においしさが左右された証拠ですね。
最後が個人的体験です。これは食体験や嗜好のことです。親しい人と一緒に食べるとおいしく感じるとか、好き嫌いのことです。
環境要因
こちらも3つに分けられます。
まずは自然環境。育った、または住んでいる場所の気候や地理的特徴のことを指します。
次に食事環境。食事をしている場所の明るさや温湿度、景色や食卓のセッティングなどです。
景色の良いレストランとかなんだかおいしく感じたりしませんか?
最後に社会環境。経済状況や治安、宗教や食文化、食情報などです。
これ高級なんだって!と聞いて食べると本当においしく感じることもあるらしいです。
まとめ
今回は「おいしいってなんだ?」ということについて書いてみました。
感覚としては分かりやすかったのではないかと思っています。言われてみればたしかに、と思ってくださっていればうれしいです。
人は「おいしい」を五感フル活用で感じるのですね。
それでは、ごきげんよう。
《参考》
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