食中毒にご用心【腸管出血性大腸菌O157編】

おいしく食べる
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こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?

私は最近はテレビでオリンピックを見たり以前買っていた本を読んでおこもりタイムを過ごしています。

夏らしいこと、できたら良いのですがなかなか難しいですね。。

オリンピック、私が見ているのはバレーボールです。

元バレー部でもなんでもないのですが、数年前にたまたまテレビで見ましてハマりました。

男子はボールが早すぎて音が強烈で怖かったので最初は女子だけ見ていたのですが、今ではどちらも応援しています。

本に関しては、私が今読んでいるのは内藤了さんの「ON」というシリーズのスピンオフ作品「OFF」です。

このシリーズは全て読んでます。ジャンルが全然違いますが有川浩さんも好きです。

いつか好きなポイントをご紹介できたらいいな♪

さて本日は食中毒第4弾としてO157をご紹介します。

食中毒の菌の名前としてはかなり有名な方のものでしょうか?

それではみていきましょう。

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原因菌:腸管出血性大腸菌(EHEC)

まずは大腸菌についてお伝えしましょう。

大腸菌(E.coli)は通性嫌気性、グラム陰性の桿菌。環境中に広く存在しますが、腸内細菌でもあります。

幅0.5~1.5μm、長さ2~6μmで周毛性の鞭毛をもつ。

通常大腸菌はヒトの常在菌であり、病原性はないのですが、腸炎を引き起こす大腸菌の1つとして腸管出血性大腸菌があるのですね。

この菌は食品や飲料水から経口感染します。

腸管内で毒素を産生します。

潜伏期間と症状

O157は感染が成立する菌量が約100個程度と食中毒菌のなかで最少で、感染後4~8日の潜伏期間を経て発症します。

症状は初期に腹痛や水溶性の下痢が生じ、下痢は後に出血性となります。

下痢開始から平均1週間後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症することがあります。

これは血尿やタンパク尿、血小板の減少、貧血などの症状が生じる病気です。

ただ感染しても健常な成人では無症状であったり、単なる下痢のことがほとんどだそうです。

小さいお子さんや基礎疾患のある高齢者は重症に至る場合もあります。

原因食品と予防

O157は家畜やヒトの腸管内に存在します。

そのため処理中に腸管内容物がついてしまった食肉やふん便により汚染された水が感染の原因となります。

生肉、ユッケなんかは怖いですね。

感染経路は、汚染された食品を食べることによる経口感染とヒトからヒトへの感染などです。

O157は熱に弱く、75℃、1分以上の加熱で死滅します。

しかし低温には強く家庭用の冷凍庫の保存中では食品中で生きています。

また酸性にも強く、pH3.5でも生きていることがあるそうです。水の中でも相当長期間生存します。

逆性石鹸や塩素剤などの通常の消毒剤による処理で容易に死滅しますが、菌に消毒剤を十分に接触させる必要があります。

まとめ

今回は「腸管出血性大腸菌O157」についてまとめてみました。

私の印象としてはお肉の生食や加熱不足、そしてヒトからヒトへの感染のイメージが強いです。

十分な加熱そして消毒によって感染、そして感染の拡大を予防しましょう。

それでは、ごきげんよう。

《参考文献》

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