こんばんは。皆様いかがお過ごしですか。
私は1週間に1回買い物に行き、1週間に1回大量調理というイベントを開催します。
今日はちょうどその日でして、いい汗かきました。ふぅ(*´∀`)
冷蔵庫に買い込んだ食材たちを詰め込んで一気に調理するのですが、イベント後にはこれがすっからかんになりましてこれが気持ちよくてストレス発散なのです。
洗い物を極力少なく、キッチン内の移動すらもできるだけムダなくしようと考えをめぐらせるのはなかなか頭の体操になっているのではないかと個人的に思っています。
さてさて今回はビタミンのお話です。
種類がいくつかあるので今回は「脂溶性ビタミン」について、どれが脂溶性ビタミンでそれが不足あるいは過剰だとどうなるのか、お話しします。
レッツゴー!
脂溶性ビタミンとは
ビタミンはヒトが健全に生活していくために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンは全13種類なのですが、「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」の2種類があります。
今回は「脂溶性ビタミン」についてお話することにします。
脂溶性ビタミンは4種類、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンEです。
脂溶性ビタミンは4種類だけ(DAKE)と覚えました!
名前でお気づきかも知れませんが、水に溶けにくく油に溶けます。
現代の日本において、健康なヒトが通常の食生活をしていれば不足や過剰になることはまれだと言われています。
しかし極端な偏食やサプリメントの過剰摂取によって欠乏症や過剰症を引き起こすこともあります。
なのでお次はそれぞれのビタミンについて欠乏症/過剰症をまとめます。
ビタミンD
はじめはビタミンDさんです。
以前のカルシウムに関する記事で少しご登場いただきました。
ビタミンDの欠乏症
カルシウムと関係が深い、というと不足するとどうなるか予想がつくでしょうか?
ビタミンDが不足すると次の症状が表れます。
…骨ですね、はい。この子が足りないとカルシウムの吸収が悪くなってしまうからです。
ビタミンDに関しては紫外線を浴びると皮膚でも合成されるので、食事からの摂取不足以外にも日照時間の短さなんかも関係してきます。
さて、お次は過剰の場合。
ビタミンDの過剰症
ビタミンDが過剰になると次の症状が表れます。
またまたカルシウムに関係するのですが、ビタミンDが過剰だと血液中のカルシウム濃度が大きくなってしまいます。
結果、余ったカルシウムがいろんなところに積もり積もって固まってしまうということです。
ビタミンA
ビタミンAを多く含む食品の代表は緑黄色野菜です。色の濃いお野菜ですね。
ビタミンAよりもβカロテンという言葉の方が聞いたことがある方が多いでしょうか?
これ実はビタミンAの一種です。
ビタミンAの欠乏症
さて、ビタミンAが不足すると次の症状が表れます。
ざっくり言うと目と皮膚、でしょうか。他にも成長期の子どもだと成長障害や骨や神経系の発達障害なんかも起きてきます。
ビタミンAの過剰症
続いて過剰症。ビタミンAは1日にいっぱい摂った、というより短期的にいっぱい摂ったという蓄積が関係するようです。
ビタミンAが過剰になると次の症状が表れます。
ただし通常の生活でビタミン過剰になることはまずないのであまり過敏になる必要はありません。
ビタミンK
続いてはビタミンKさんです。
個人的にはビタミンKと聞くと納豆!という感じです。多く含む食品として有名なので。
あとはワーファリン(ワルファリン)という薬を飲まれている方は食べてはいけない、ということで覚えました。
この薬、抗血栓薬ということで簡単に言うと血液さらさらのお薬です。
その薬と相性が良くないということは…不足するとどうなるか想像はつくでしょうか?
ビタミンKの欠乏症
ビタミンKが不足すると次の症状が表れます。
血液さらさらの薬と相性が良くない→ビタミンKは血液を固める作用がある→不足すると出血しやすい
とこういうわけですね。
あとは骨を作るのにも関わっているビタミンなので不足すると骨粗鬆症のリスクがアップします。
ビタミンKの過剰症
過剰症は…特にありません。
ビタミンE
最後です、あともう少し!ビタミンEです。
あまり聞かないビタミンですかね?抗酸化物質というヤツです。
アンチエイジングなどに興味をお持ちの方は聞いたことがあるでしょうか。
ビタミンEの欠乏症
ビタミンEが不足すると次の症状が表れます。
はい、貧血です。皆さんがよく聞く貧血は「鉄欠乏性貧血」だと思うので少し違いますね。
ビタミンEに関係する「溶血性貧血」とは、赤血球が正常の寿命より早く壊されてしまうことによる貧血です。
ビタミンEが不足すると赤血球の膜が壊れやすくなるため起こります。
ただしこれも通常の食事をしていれば不足することはほぼないようです。
ビタミンEの過剰症
お次は過剰症。
…そもそも過剰症が見られることはほとんどないそうです。ただしもし血液を固める薬を
飲まれている場合は過剰に摂取すると血液を固める力に影響はするようです。
まとめ
今回は「脂溶性ビタミン」について、欠乏症/過剰症をまとめました。
どのビタミンも普通に食事をしていれば問題なさそうです。極端な食事制限や偏った食事、サプリメントの大量摂取などには注意が必要です。
サプリメント等を摂取する場合を除いて、個人的には過剰より不足を気にする方が多いかと思っています。脂溶性ビタミンは油に溶けるので、炒め物なんかで油と一緒に摂取すると吸収されやすいですよ。
それでは、ごきげんよう。
《参考文献》
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