こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?
「好きな食べ物はなんですか?」
こう聞かれたらみなさんはなんと答えますか?
実はこれ、私が今の会社の研修を受けたときにグループトークで話すテーマとして与えられたものです。
これなら話せそうだ!と思って頭に思い浮かべて自分の番を待ってたんです。
ラーメンです、ハンバーグです、…結構ラーメンが好きな多かったですね。
2人目あたりからあれ、ちょっと違うなぁと思いつつ。でも考え直す時間も余裕もなく思っていたそのまま言いました。
豆腐です!!!
え、食材!?
突っ込みまくられました(^-^;
普通答えるのは料理名なんですかね?どうもズレてたみたいです。
さて本日のテーマは「海藻」です。
実は海藻を食べるの、世界では珍しいんです。
それではみていきましょう。
繊維が豊富!わかめ
1番思い付きやすい海藻でしょうか?
わかめは水溶性食物繊維が豊富に含まれます。栄養成分の1/3を占めるほどです!
主なものはアルギン酸とフコイダンでぬめりのもとにもなっています。
アルギン酸には余分なコレステロールやナトリウムを体外に排出するはたらきがあるとされています。
高血圧や糖尿病の予防、便秘の改善に効果があるとされています。
フコイダンには抗酸化作用があるとされています。
他にもカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、ヨウ素などのミネラル類を豊富に含みます。
ヨウ素は油と一緒に摂ると吸収率がアップします。炒め物にいれたり、わかめスープとかはごま油が入っているので◎です。
またカルシウムは酢とあわせることで吸収率がアップするといわれています。
私はきゅうりの酢の物に結構多めにいれてます。
おだしがとれる!こんぶ
こんぶにもアルギン酸やフコイダンが豊富に含まれており、これらがぬめりのもとになっています。
ミネラル類もわかめ同様、ヨウ素はかなり多く含まれます。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分となるため、適度な摂取は肌の代謝を活発にし、美容にも効果的といわれています。
うま味成分グルタミン酸も含まれています。
おだしをとった後のこんぶは佃煮にしたり細く切ってふりかけにしたりしてこんぶそのものも食べてみてください!
こんぶは縄文時代末期から食べられていたという説があるくらい歴史が長いものなんです。
海の緑黄色野菜!?のり
カルシウムや鉄などのミネラルはもちろん、ビタミンA、B群、C、β-カロテン、葉酸など多様なビタミンも含まれる「のり」。
食物繊維も含まれています。のりも約1/3が食物繊維です。
食物繊維による便秘改善、β-カロテンやビタミンCによる抗酸化作用、鉄や葉酸による貧血予防効果など良いことたくさんです!
のりに含まれる鉄は吸収力がよくありません。そのためたんぱく質と一緒に摂るのがおすすめです。
また、のりには風味とうま味があります。これを利用することで減塩してもおいしく食べられます。
料理にちょっと足すだけでもグッとおいしくなりますよね。
まとめ
今回は「海藻」についてまとめました。
今回は書いていませんがねばねばのところで書いたもずくやひじきなんかも海藻です。
普段の食事であまりたくさん摂ることはないかもしれませんが、なかなか優秀な食品たちです。
食物繊維といえば野菜のイメージが強そうですが、これを機に海藻たちも覚えてあげてください。
それでは、ごきげんよう。
《参考文献》
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