こんにちは。みなさまいかがお過ごしですか?
先日スーパーである曲が流れていました。
私が小4の時の運動会で、団体演技をしたときに使われた曲でとても懐かしくなりました!
小6は組体操とかするじゃないですか?(地域によるのでしょうか?)
うちの小学校はそういった学年全体での演技発表みたいなのが小2、小4、小6であったんです。
ちなみに小1、小3、小5は親子競技でした。なつかしい(  ̄- ̄)
音楽に合わせてリボン(新体操とかのやつです)を使ったパフォーマンスをしまして。
大きなポールに結ばれているたくさんの黄色と緑の布を編んでいくパフォーマンスもしました。
そんななつかしい曲を聞いちゃったもんだから鼻歌フンフン歌うじゃないですか?
そしたら横でえいちゃんが歌いだしたんです。
衝撃でした。歌詞あるのこれ!?
運動会とかで演技に使う曲って歌詞ないじゃないですか?なのでまさか歌詞があるとは思っておりませんで…
おうちに帰ってから曲を再生してくれたのですが間違いない!これこれ!ってなりました。
平井堅さんの「popstar」という曲です。
もう約15年越しの発見です!
この日以来、朝起きてからずっと、ふとした瞬間に頭の中で平井さんがポップスターになりたいって言って止まりません。。
さて本日ですが「数学がキライだった話」です。
ずいぶんいきなりですね。食関係ないし。
あるきっかけで思い出しただけなのですが、こういうのもたまには良いかなぁと思いまして。
ニガテから好きになるまでのお話と気付きをチョロっと。
まとめ数学克服の道のり
とにかく図形が大きらい
計算とかはそこまででもなかったのですがとにかく図形の問題がダメでした。
面積を求めなさいとか、変なとこで切断された容器の体積を求めなさいとか…
なんでそこで切る!って思ってました。
中学に入ってからは幾何ですね。
あんなの図形ばっかりじゃないですか。
代数との点数差とかひどかったです。
平面ならまだしも立体になるともう1問目からアウトです。
切り口がどんな形になるかとか、どことどこの長さが同じになるかとか想像ができないのです。
さらに悪夢は数A→数Bまで続きます。
確率、ベクトル、空間ベクトル。
ここでもまだ立体が出てくるのか!
頭も成績も文系なのに理系クラスに移動したのでしんどいしんどい。
どんどん嫌いさがましましになりました。
地獄イベント勉強合宿
私が通っていた中学校のコースには高1になる前の春休みに勉強合宿なる行事がありました。
3泊4日ホテルの部屋にこもって朝から晩まで数学漬けにされるのです。
もう行く前から気分はズーンです。
だってスケジュールおかしいんですもん。
食事かテストか授業しか入ってないんですよ?6時から23時まで。
- 06:00起床
- 06:30体操
- 06:45朝礼
- 07:00朝食✨
- 08:30テスト
- 09:00授業 (90min.)
- 10:30授業 (90min.)
- 12:00昼食✨
- 13:00自習 (120min.)
- 15:00おやつ✨
- 15:30自習 (90min.)
- 17:00自習 (90min.)
- 18:30夕食✨
- 19:30授業 (90min.)
- 21:00自習 (120min.)
- 23:00部屋に戻る (入浴~就寝)
しかもそれが数学だけなんて…4日間も…。
毎日憂鬱で長かったです。ごはんしか楽しみがなくて。
授業寝たことないんですけど、それでも分からないからもうムリって思ってました。
でも進めないと終わらないから答えみながら解説みながらできた気になって課題進めてました。
今考えたらそりゃできるようにならんわ!って感じなのですがとにかく早く課題を終わらせたかったんだと思います。
人生変わった勉強合宿
ですがこの勉強合宿で私のその後の人生が大きく変わりました。
解説を読んでもさっぱりな問題があって1番仲が良かった友達に助けを求めました。
するとその子も分からないと言うのでまた別の子に聞いて…となって結局4人くらいわからんとなりました。
あまりにみんな分からないので先生に聞きに行くことになりまして、みんなについていきました。
最終日前日の夜だったので職員室の前は質問者でこみこみでした。
一緒にいった子にはお気に入りの先生がいまして、その先生に聞く気満々だったのですがあいにく別グループの対応中で別の先生にお願いすることにしたんです。
その先生はちゃんと教えてくれたんですがやっぱり分かりませんでした。
でも私以外みんな「あ~なるほど」みたいな顔して分かったみたいだったので、分かんないけどまたあとで友達に教えてもらおうと思ってその場をやり過ごそうとしました。
そしたらその先生に分かってないことがバレまして。。
分かってるとも言えず正直に分かりませんでしたって言ったところ、解説にかいてあるのとは違うやり方で教えてくれたんです。
1個1個確認しながら、言い方や例を変えつつ分かるまで付き合ってくれました。
はじめて分かったと思えました。忘れもしません、確率の問題です。
ABCという箱にボールを入れるのと名前のない同じ箱3つにボールを入れる問題です。
もう…視界がぱぁぁぁって開ける感じになりました。カンドーです。
職員室通い3年
それからというもの、もう分からないものは全てその先生に質問にいきました。
朝、朝礼が始まる前、昼休み、放課後から下校時刻ギリギリまで時間をとってもらいました。
もうほんとにありがたいですよね。感謝しかありません。
とにかく私に合った教え方で教えてくださる先生でした。
分からない言葉で話さない、基礎だから当たり前みたいに話を進めない。分かるまでいろんな例を出して伝え方を変えて説明してくれる。
(これえいちゃんの教え方もそうなんですよね。ホントありがたい。そしてすごいと思います。)
その先生に授業を担当してもらっていたわけでもないのですが通いました、3年間。
好きになりました、数学が。
もう喜んで問題集も解きました、分からないことが怖くなくなったからですかね。
この先生に教えてもらってなかったら成績はもちろん、大学も変わっていたと思うので大げさでなく人生が変わったと思っています。
3年間で気付いたこと
基礎がめちゃ大事
まず基礎がとても大事だということに気付きました。
教科書レベルの説明が分かってないのに練習問題が解けるはずもなく。
あまりにも分かっていなかったので1から授業をしてもらったのですが、それだけで問題すらすら分かるようになりました。
公式とか暗記していたのですが、どうやって導きだされたとか分かってるのと単に詰め込むのとでは全然理解度が違うし何より忘れにくいです。
ニガテじゃなくてキライだっただけ
文字そのままです。
よくテストの点がよくない教科に対して、この教科ニガテなんだよね、とか理系科目ニガテとか言っていたのですが。
はっきり言ってやってないだけだったと思います。
ニガテを理由に向き合わなかっただけ。分かろうと勉強なり質問なりをしなかっただけ。
ニガテっていうのは色々手を尽くして試して、勉強したけどやっぱり解くのに時間がかかるとか、理解が難しいとか。
やるべきことをやって勉強した人が言うべき言葉なんだろうなと思いました。
ニガテって言うけどやってみた?キライやから避けてるんじゃない?
卒業後母校で後輩ちゃんたちにお話する機会をいただいたときに話したら割と刺さってくれた人がいたみたいだったので、私みたいな人多いのかなぁと思ってます。
分かった気になるのが1番ダメ
もうこれやりがちですね。分からないとすぐ答えみる。
あ~そっか。そういえばそんなこと授業で聞いた気がするわOK。
OKなはずありませんでした。
分かってないもん、書かれた計算式追っただけで。ってことがかなり多かったと思います。
でもここで分かった気になったらそこで終わってしまいますよね。次似たような問題が出てきてもまた分からないんですよ、それじゃあ。
解説の計算式ノートに写したって意味ないでしょ!って今なら自分にツッコミにいけるのですが、なかなか難しかったんです当時は。
でも分かったつもりが一番ダメだと思います。
人に教えるって最強の勉強
これは高校在学中はもちろん、チューターとして母校に教えに行ったときや今でも実感していることです。
これをすると先ほどの「分かったつもり」がバレます。
ちゃんと分かっていないと説明なんてできないんです。
なので質問するときは納得して理解するまで何回でも聞きます。
これが許される私の周りの人だったり環境だったりには感謝しかありませんし恵まれてますね。
逆に質問を受ける側だったら言葉の遣い方、例の出し方色々考えます。
これまた恵まれていたのですが、私の周りの人たちは分からないことを聞きにきてくれることが多くてとても勉強になりました。
分かるまで聞く、自分の言葉で説明できる状態まで持っていくという習慣は今でも活きていると思いますね。
まとめ
ずいぶんと長文になってしまいました。
読んでくださった方、ありがとうございます。
自分で書きつつ、気付いたポイントを自分にも言い聞かせました。
何か少しでも役に立つ気付きが皆さんにもあればうれしいです。
それでは、ごきげんよう。
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