個人取引先の有効化方法

Salesforce
この記事は約4分で読めます。

Summer’22より、ケースを起票しなくても自分で個人取引先の有効化ができるようになりました。

今回はその手順をご説明します。

この記事はこんな人にオススメ
  • Salesforce管理者になってまだ慣れていない方
  • Salesforceを導入したての運用者の方

それでは早速始めていきましょう。

個人取引先を有効化する手順
  • 取引先オブジェクトでレコードタイプが1つ以上存在するようにする
  • 取引先責任者の共有設定を親レコードに連動にする。または取引先と取引先責任者の公開設定を非公開にする
  • 設定画面から個人取引先を有効化する
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準備状況をチェック

まずは設定画面にうつりましょう。画面左上の検索窓に個人取引先と入力します。

個人取引先と検索します。

個人取引先には事前準備が必要です。一つずつ見ていきましょう。

組織への影響の承認

まずは組織への影響を確認し、承認しましょう。

「組織への影響を表示」ボタンをクリックします。

組織への影響を承認ポップアップ

最後まで読んだらチェックを入れて「続行」ボタンをクリックします。

取引先レコードタイプを作成

次に取引先のレコードタイプを作成します。

2つ目の「取引先レコードタイプを作成」にいきましょう。

「設定」ボタンをクリックすると取引先オブジェクトのレコードタイプの画面に自動で移動できます。

設定ボタンを押せば楽々

「新規」ボタンから作成しておきます。

取引先にレコードタイプが存在しない場合は作成しましょう!

作成したら元の個人取引先の画面に戻りましょう。「準備状況をチェック」をクリックして更新すると、2番目が完了になります。

権限を設定

今回、この記事を書くにあたって、新しいSalesforce組織を作ったのですが、3つ目と4つ目は既に完了していました。もしまだクリアしていなかったら続きを読み進めて完了してください。

3つ目と4つ目は最初からクリアでした。。

取引先、取引先責任者の共有設定は?

続いて共有設定を確認します。

画面右上の歯車⚙マークをクリックして設定をクリックします。

画面右上の検索窓に共有設定と入力し、検索結果の共有設定をクリックします。

表示された画面で、取引先責任者の共有設定を探します。

取引先責任者の設定が、親レコードに連動になっていればOKです。

この場合は取引先責任者の設定が「親レコードに連動」になっています。

また、取引先責任者の共有設定が親レコードに連動になっていなかったとしても、取引先と取引先責任者の両方の共有設定が非公開になっているのでも条件クリアです。

個人取引先有効化に関する注意点

個人取引先を有効化するにあたり、以下のポイントも確認しておきましょう。

個人取引先は一度有効化すると無効化できません。

Salesforceは本番組織で有効化する前にSandboxで試してみることを推奨しています。

個人取引先を有効化する前の確認事項は他にもあります。

今回は、私たちの経験上「ここをおさえておけばだいたいの場合OK!」というところをピックアップしています。
他の確認事項に関しては、Salesforceのヘルプ記事を確認してください。

Help And Training Community

個人取引先を有効化しよう

すべての条件をクリアすると「個人取引先を有効か」ボタンが押せる状態になります。

個人取引先を有効化ボタンが押せる状態になります。

「有効化」をクリックしたら完了です。

「有効化」をクリック

有効化されましたという画面が表示されたら完了です。

まとめ

今回は個人取引先の有効化方法についてまとめました。Summer’22からSalesforceのサポートを起票しなくても自分で個人取引先を有効化できるようになりました。以前よりはかなり手順が楽になっているのではないでしょうか?

それでは、ごきげんよう。

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