サイトでカスタムオブジェクトを表示する方法②オブジェクトページ「詳細」画面設定

Salesforce
この記事は約6分で読めます。

エクスペリエンスクラウドサイトでカスタムオブジェクトを表示する手順をご説明します。
今回は第二弾。オブジェクトページ「詳細」の設定方法についてご説明します。

この記事はこんな人にオススメ
  • エクスペリエンスクラウド初心者の方
  • エクスペリエンスクラウドサイトでカスタムオブジェクトを表示する方法を知りたい方
  • オブジェクトページ「詳細」の設定を知りたい方

第一弾から続きで見てくださっている方も、このページのみ見てくださっている方も分かるように説明していきます。

エクスペリエンスクラウドサイトでカスタムオブジェクトを表示する方法
  • レイアウトを変更する
  • コンポーネントを配置し、設定する

なお、すべて設定した後の最終形はコチラです。

今回の完成形はコチラ。

画面のレイアウトを変更し、コンポーネントをいくつか配置しています。

それでは細かく見ていきましょう。

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レイアウトを変更する

Salesforceの画面右上の歯車マークをクリックし、設定をクリックします。

画面左側の検索窓に「デジタル」または「サイト」と入力し、「すべてのサイト」をクリックします。

すべてのサイトでビルダーをクリック

今回、カスタムオブジェクトを表示したいサイトを探して、その左側にある「ビルダー」をクリックします。

ビルダーの画面が開いたら、画面左上にある画面選択のボタンをクリックし、オブジェクトのページを探して、その下にある「詳細」をクリックします。「オブジェクト名+詳細」で表示されます。

詳細画面を開きます。

すると、そのカスタムオブジェクトの詳細画面が開きます。ここで画面のレイアウトやコンポーネント、設定を変えて、エクスペリエンスクラウドサイト上でのこのレコード詳細画面の見せ方を決めていきましょう。

まずは画面のレイアウトを変えていきます。

Salesforceの画面を見るとレコードの詳細画面は2:1に分けられています。

Salesforce側の画面は2:1に分けられている

これをエクスペリエンスクラウドサイトでも再現しましょう。

まず、画面左上の「おためし 詳細」をクリックします。今回は「おためし」というオブジェクトを使用しているので、オブジェクト名の部分はみなさんご自身のオブジェクト名で読み替えてください

開いた画面の右側、「プロパティ」部分をスクロールしてレイアウトのところで「変更」をクリックします。

レイアウトの「変更」をクリックします。

画面レイアウトの候補がいくつか表示されるので、希望のレイアウトを探してみましょう。

今回は画面を2列に、比率は2:1にしたいので、赤枠で囲ったレイアウトを選択し、「変更」をクリックします。

希望のレイアウトを選択して「変更」

画面が再読み込みされて新しいレイアウトで表示されました。

レイアウトの変更もカンタンです。

コンポーネントの設定

ページができたらコンポーネントを配置し、設定していきましょう。

今回は「レコードバナー」「レコードの詳細」「関連リスト -1つ」の3つを使います。

目標はSalesforceの画面と同じような見た目にすることとしましょう。

レコードバナー

レコードバナーは既に配置されていると思います。これをコンテンツヘッダーに移動しましょう。

レコードバナーの設定には「カスタムオブジェクトID」しかありません。そしてこれは変更する必要はありません

レコードバナーはコンポーネントを移動するだけ

レコードの詳細

次にレコードの詳細コンポーネントを設定しましょう。コンポーネントが画面にないので配置しましょう。画面左側にあるかみなりのマーク⚡をクリックして「レコードの詳細」を探します。見つかったらドラッグアンドドロップで画面に配置しましょう。

コンポーネントをドラッグアンドドロップ

配置するとこんな感じ。Salesforceの画面と近くなってきました。

レコードの詳細コンポーネントを配置

設定は何も変更しなくてOKです。そのままにしておくだけで、一覧画面でクリックしたレコードの詳細が開かれるようになっています。楽チンですね!

このままでOK!

関連リスト -1つ

最後に関連リストを表示しましょう。

関連リストのコンポーネントはいくつかあるのですが、個人的にはこの関連リスト -1つが好きです。理由としてはこの関連リストだと名前の通り、1つずつ関連リストを置くことができるからです。

このコンポーネントを使うことで、Salesforceの画面には出しているんだけどエクスペリエンスクラウドサイトでは見せたくないなぁという関連オブジェクトを表示しないようにしたり、表示する順番を変えたりということが柔軟にできるからです。

それでは早速配置していきましょう。

コンポーネントをドラッグアンドドロップします。

設定はこちらです。

関連リスト -1つの設定画面はコチラ

関連リスト」には今画面を作成しているオブジェクトの関連オブジェクトが表示されます。今回は「メモ&添付ファイル」にしましょうか。

関連リストから表示したい関連オブジェクトを選択します。

レイアウトデザイン関連リストの表示を変更の組み合わせで表示の方法が変わります。設定画面で選択を変えるとすぐに反映されますので、いろいろ試して好みのものを選択してください。いくつか例を載せておきますね。

レイアウトデザイン 大 関連リストの表示 基本のリスト
レイアウトデザイン 大 関連リストの表示 タイル
レイアウトデザイン 小 関連リストの表示 基本リスト

今回はすべて見た目が異なるものを挙げてみましたが、同じ見た目のものもありますね。

今回の「メモ&添付ファイル」だと、ファイル名が大きく見えた方が良い気がするので私なら「レイアウトデザイン 大」の「関連リストの表示を変更 タイル」にしますかね。

例えば他のカスタムオブジェクトでレコードが関連に見えてほしい場合「レイアウトデザイン 大」の「関連リストの表示を変更 基本リスト」にするといいかもしれません。

最終的にこうなりました!

完成です。

まとめ

今回はオブジェクトページの詳細ページを作ってみました。

そこまで大きな変化はないかもしれませんが、いくつか個人的なオススメも書いたので、みなさんがページを作成するときに何かヒントになればうれしいです。

次の記事ではより柔軟なページの作り方を紹介しますので、そちらもぜひ見てみてください。

次の記事はこちら!
前回の記事はこちら!

それではごきげんよう。


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