こんばんは。みなさまいかがお過ごしですか?
最近は朝から暑いですね。暑すぎて休みの日なのに5時半とかに目が覚めてしまいます。
エアコンをつければ良いのですが、個人的にはここが悩みどころでして。
つけたら快適になるので寝ちゃうじゃないですか。そしたら次起きたころには8時かなぁなんて思うわけです。なんだかもったいないなぁと。
かといって起きるには早いなぁ、せめてあと1時間…いやでもこの暑さであと1時間はもたんよなぁ。
で、結局ぐるぐるした結果つけて昼過ぎまで寝るという週末をほぼ毎回過ごしています。
そろそろちゃんと起きたいな。せっかくのお休み、もったいないですもんね。
さて本日は食中毒第2弾です!
前回はお肉編と題してサルモネラとカンピロバクターをご紹介したのですが、今回からは食べ物ではなく菌の種類ごとにみていきます。
それではれっつごーです。
腸炎ビブリオ食中毒は海のものに注意
腸炎ビブリオは日本における細菌性食中毒(感染型)原因菌の代表格で、死に至ることもある食中毒です。
原因菌:腸炎ビブリオ
塩分のない水道水中では死滅します。熱にも弱いです。
潜伏期間と症状
発症するにはかなりの数の菌が必要といわれています。摂取菌量が少ない場合は胃液の酸などで死滅します。
潜伏期間は通常11~18時間ですが、2~3時間で発症した例もあるそうです。
発症するかどうかは菌の量は抵抗力によって差があり、年少者ほどかかりやすくなります。
主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱で一般的には2~3日で回復することが多いです。
原因食品トップは水産食品
特にお刺身やたたき、お寿司など魚介類の生食が原因となります。魚介類の加工品も原因となる場合があります。
また、まな板や包丁など、調理器具を介した二次汚染も原因となり得ます。
これからの暑い季節は急激に増殖するので特に注意が必要です。
予防のために水洗い、加熱、低温保存
まず、買ってきた食品は4℃以下で低温保存しましょう。
4℃以下だとチルド室(約0〜3℃)が最適!
そして腸炎ビブリオは淡水に弱いので、食品を水洗いしましょう。切り身とかだと水洗いしてペーパーなどで水気をとると良いですよ!
この時、食品を触った手で直接他のものを触るのはやめましょう。同じ菜箸を使うのもよくありません。
洗った水が飛んで付着していた、なんてことを避けるためにも、魚や肉類は最後に調理するようにし、まわりに何もない状態にしておくのがベストだと思います。
また、腸炎ビブリオは酸にも弱いので、酢を使用した調理も◎です。
例えばしめさばですね。昔の人は知ってか知らずか工夫してたんですね。
加熱する際は中までしっかり火を通しましょう。
また、食品そのものだけでなく、布巾や包丁などの調理器具の熱湯消毒も有効です。
最後に食品は冷蔵庫から出したらすぐに食べましょう。加熱したものもできるだけ早めに食べます。
まとめ
今回は腸炎ビブリオについてまとめてみました。
これから気温もますます上がりそうですし、食中毒は気を付けないとですね。
おいしく食べて元気に過ごせるように、できる工夫はしっかりしていきましょう。
それでは、ごきげんよう。
《参考文献》
コメント